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親の土地を相続する際の流れを解説します!

親の土地をこれから相続する予定の方はいらっしゃいませんか。

あらかじめ大まかな流れを把握し、知識を持っておけば、スムーズな相続が可能になるでしょう。

そこで今回の記事では、土地を相続する流れについて解説します。

□親の土地を相続する流れとは?

ここでは、土地を相続する流れを5つに分けて解説します。

1つ目は、土地の分割方法を決めることです。

土地は現金のように可視化されたものではなく、そのまま分割するわけにもいかないので、まずはどのような分割方法があるのかを知ることが重要です。

土地の分割方法は、「現物分割」、「換価分割」、「代償分割」、「共有分割」の4種類があります。

現物分割とは、特定の相続人が土地をそのまま相続する方法です。

こちらの方法の場合、相続の際の手間はかかりませんが、相続人同士で価値の不平等さを感じたり、相続税の納税資金を別で用意する必要があったりするので、困難に感じてしまうことがあるでしょう。

換価分割とは、相続した土地を売却して現金化し、そのお金を分割する方法です。

相続人全員に目に見えて平等に分割できるので、トラブルを回避できるかもしれません。

相続した土地の活用方法がない場合や、土地の相続税が高額な場合におすすめです。

代償分割とは、現物分割では、相続人の間で相続資産の不均衡が生じる際に有効な分割方法です。

現物分割と同様に特定の相続人が土地を相続しますが、相続人全員の財産が平等になるよう、多く受け取った人から少なく受け取った人へ代わりの資産を渡します。

結果として全員で資産を平等に分割できるというわけですが、渡せる資産を持っている必要があります。

共有分割とは、相続する土地の名義を共有名義にする方法です。

この場合、将来売却したり貸したりすることになった場合に、共有名義者全員の同意が必要になるので、慎重に検討する必要があるでしょう。

2つ目は、遺産分割協議を行い、土地の所有者を決定することです。

遺産分割協議とは、相続人全員で遺産分割に関する協議を行い、合意することを指します。

先述した4つの分割方法を話し合いで決め、土地の所有者を決定します。

3つ目は、遺産分割協議書を作成することです。

遺産分割協議を行った後、協議で決定されたことをまとめた遺産分割協議書を作成します。

この書類には、相続人全員の署名・実印での押印が必要になります。

4つ目は、相続登記に必要な書類を準備することです。

土地を相続した際、相続登記をしておくとトラブルやデメリットを回避できる可能性が高いです。

5つ目は、土地の相続登記の申請書を提出することです。

相続登記では多くの書類が必要なだけでなく、費用が発生することも覚えておきましょう。

□相続した土地を放置するデメリットとは?

遠方に住んでいるなどの理由から、土地を相続したものの放置してしまっている方もいらっしゃいます。

しかし、放置したままにすると様々なデメリットがあるので、これから相続される方は注意が必要です。

ここでは、考えられるデメリットを2つ紹介します。

1つ目は、固定資産税がかかることです。

もし住んでいない場合でも、不動産には毎年必ず固定資産税が発生します。

さらに、管理が面倒という理由で空き家を更地にした場合は、固定資産税が高めに設定されてしまうので注意が必要です。

その他にも管理コストも発生するので、金銭的ストレスになる可能性が考えられます。

2つ目は、近隣からの苦情が発生することです。

適切な管理をしておかないと、近隣から苦情が来る可能性があります。

倒壊のリスクや景観を損なってしまうことがあるので、放置しないように心がけましょう。

□まとめ

今回は、親の土地を相続する流れを解説しました。

放置するとデメリットが大きいので、買取依頼に出すなどして適切に処分しましょう。

空き家買取専科は静岡の空き家を買取りリノベーションをし、次世代へつなぐ不動産買取専門店です。

静岡エリアでご実家・空き家を相続されるご予定の方はぜひご相談ください。

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