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2018.07.18
【不動産】昨日と今日とで大きく金額が変わってしまう話
家を売ってもそのお金の全てがあなたのものになってくれないかもしれません。
税金があるからです。
家を買うときは消費税がかかってきますね。
今回は家を売るときです。売るときにかかってしまう税金はなんでしょうか?
譲渡所得税!
簡単に言ってしまうと、買った時より売った時のほうが高ければ、その儲け分に税金がかかりますよ。
といったものです。
いたるところでお金がかかってしまいますね。。
儲け分、ということなので、
「買った時よりも今のほうが価格が下がっているから大丈夫。」という方もいるかもしれません。
しかし、気をつけてください。
買った時の価格を証明できる、契約書などの書類は残っていますか?
購入時の価格を証明できない場合には、販売価格の5%をその費用として計算することになっています。
例えば、
2000万円で土地と家を購入。 20年経過して、1000万で家を売却した場合。(概算で計算しています。詳細は税理士さんもしくは税務署さんへ)
【購入時の契約書が残っている場合】
-2000万円 + 1000万円 = -1000万円(1000万の損) → 税金かからない
【購入時の契約書が残っていない場合】
-50万(売却金額の5%) + 1000万円 = +950万円(950万の儲け) → 950万円に対して約20% → おおよそ190万円の税金がかかります。
こんなに差がついてしまうんですね!!
そんなこと言っても、購入時の契約書なんてもうないよ!という方。
かなりたくさんいらっしゃいます。
そんな方でも使えるかもしれない制度があります。
〇マイホームを売ったときの特例
自分で住んでいた家だったら、売るときは3000万円まで税金は0にできるよ
といったものです。
ただし、諸条件があり、そのひとつが
・住まなくなった日から3年目を経過する日の属する年の12月31日までに売ること。
つまり年が変わる昨日と今日とでは、手元に残るお金が大きく違ってしまう可能性があります。
家は今日売ろうとして今月に売れるものではありません。いろいろと準備が必要になってきます。
今空き家があるならば、まずは見積もりだけでも取ってみることをオススメします。
そして、空き家のことならば。
そう!空き家買取専科へご相談ください。
お電話お待ちしております。