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2024.05.17
【レポート】不動産業界から見た既存住宅の実情
先日、静岡県建築士会中部ブロック静岡地区が主催した研修会「不動産業界から見た既存住宅の実情」にて、弊社の販売コンシェルジュである犬塚さんが登壇しました。今回は、その様子を報告いたします。
この研修会では、既存住宅のストック活用をテーマに、不動産業界と建築業界の専門家が意見を交わし、業務提携の可能性を探る貴重な機会となりました。地域の課題である空き家問題に対し、双方の知見を融合させることで、新たな解決策を模索する場となりました。
【登壇者】犬塚さんについて
犬塚恵衣さんは、株式会社Sweets Investment 空き家買取専科の販売コンシェルジュとして、日々空き家買取専科の販売物件に関わっています。
販売資料の作成や不動産業者からの問い合わせ対応、契約・決済に関する書類作成、さらには販売物件の撮影など多岐にわたる業務を担当しています。空き家買取専科のインスタグラムの動画撮影も手掛けています。

プライベートでは、2人の子供の育児に励みながら、プロ顔負けの写真撮影を趣味としています。


▼ReDesign Homeの記事にて以前にも登場
・安心と快適さを追求したリノベーション済み中古物件”ReDesign Home”の魅力~前編~
・安心と快適さを追求したリノベーション済み中古物件”ReDesign Home”の魅力~後編~
研修会「不動産業界から見た既存住宅の実情」
今回の研修会では、不動産業界と建築業界の専門家が集まり、既存住宅のストック活用について議論が行われました。普段から空き家買取専科の物件づくりで協力している建築士の方々だけでなく、新たな建築士の方々とも情報交換ができる貴重な機会となりました。

■犬塚さんの講演内容
犬塚さんの講演は、地域の空き家の買取と再販売を行う「空き家買取専科」の取り組み紹介から始まりました。特に、築47年の空き家をリノベーションして新しい生活の場として再生した事例が、参加した建築士の方々に強い印象を与えました。
この物件は、相続後7年間空き家状態で、解体費用が450万円かかることから売主様が困っていたところ、弊社が買取り、耐震補強やリノベーションを施して再販売しました。結果的に、この家は定年退職後のご夫婦に購入され、穏やかな生活の場として生まれ変わりました。売主様にとって大切な思い出が詰まった家を未来へ繋げることができた事例です。

このように、再生が難しい物件でも、適切なリノベーションによって市場価値を高めることが可能であることを強調し、空き家問題への積極的なアプローチの重要性を参加者に伝えることができました。
■各専門家による講演
犬塚さんの講演に続いて、住宅金融支援機構の坂本浩文氏が「リ・バース60」について講演し、中古住宅市場を活性化するための金融サポートを紹介しました。また、静岡県建築住宅まちづくりセンターの杉山一人氏は「既存住宅瑕疵保険」の詳細を説明し、中古住宅取引の安全性と信頼性を高めるための保険の重要性を強調しました。
これらの講演を通じて、不動産業界と建築業界が協力し、既存住宅の有効活用を推進するための具体的な方策が提案されました。

■研修会を通じて得たもの
今回の研修会は、単に専門知識を共有するだけでなく、参加者同士の交流を通じて新たな連携やアイデアが生まれる場となりました。講演後の交流会では、意見交換が活発に行われ、参加者が自らの経験や知見を共有し合うことで、さらなる理解と共感を得ることができました。
この研修会は、既存住宅の有効活用に向けた一歩を踏み出すための貴重な機会であり、不動産業界と建築業界が協力して地域社会の課題に取り組むことの重要性を再認識させるものとなりました。犬塚さんや他の登壇者たちの熱意あふれる講演は、既存住宅のポテンシャルを最大限に引き出し、再生していくプロセスにおいて、互いの専門知識を生かし合うことの重要性を再確認させました。

総じて、この研修会は、空き家問題に対する深い洞察と解決に向けた具体的な提案が提供された有意義なイベントでした。参加者は新たな知識を得るだけでなく、異なる専門分野の専門家とのつながりを深め、地域社会の課題解決に向けた新たな一歩を踏み出す機会を得ました。
今後も、空き家買取専科の挑戦は続きます。同じ志を持つ業者同士のつながりと、一歩一歩の取り組みが、地域の活性化に向けた大きな希望へと繋がっていくように取り組んでいきたいと思っております。
