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2019.11.05

1泊2日社員研修旅行に行ってきました!

レベルアップ 1日目

こんにちは。空き家買取専科 子育て広報の三輪 です。

102324日の2日間 空き家買取専科のスタッフとリノベーション業社4社、総勢17人で社員研修旅行に行ってまいりました。

行き先は、岐阜県飛騨古川。

映画〈君の名は。〉の舞台となった場所といえば、おわかりになる方もいらっしゃるかもしれません。

なぜ、飛騨古川が研修先に決定したかというと、今後、空き家買取専科が学ぶべき取り組みが多いと感じたからです。

飛騨市は人口減少により、今後〈消滅可能性都市〉と言われています。空き家率は16.4%

静岡県の空き家率もなんと16.4%なんです。

飛騨の森でクマが踊る

今回の目的地は、飛騨古川の中でも、築110年を超える古民家をリノベーションした 〈FabCafe  hida〉がある『ヒダクマ』(飛騨の森でクマが踊る)。

『株式会社飛騨の森でクマが踊る』は森林資源の活用をする『株式会社トビムシ』と東京渋谷に本社を置き、イノベーションプロデュース事業を行う『株式会社ロフトワーク』によって設立されました。

映画『君の名は。』の舞台にもなっている神々しい山々に囲まれ、 先人の技術が集積した伝統建築物が並ぶ飛騨古川の街に居を構えるヒダクマでは、 江戸時代から続く元酒蔵がある古民家を改築した、FabCafe Hidaをつくりました。

3Dプリンタからレーザーカッター、電子工作などのものづくりワークショップから、森とクラフトという資産を活用し、FabCafe Hidaは今や、伝統と最先端、そして地域と世界の人、 様々な分野の人々が交差するクリエイティブ拠点となっています。

 資産を価値に変えようと試行錯誤してきたヒダクマだからご提供できる特別な体験。 凛とした職人気質の風が流れる飛騨古川で、まちづくりや空き家活用について学ばせていただきました。

https://fabcafe.com/hida/

伝統の技と最先端が融合したまち 飛騨古川のまち歩き

戦国時代、増島城の城下町として築かれた飛騨古川のまち。

白壁土蔵街に寄り添って流れる瀬戸川には鯉が泳ぎ、時折、酒屋の麹の香りが漂ってきました。

古川のまちは、奈良時代に神社仏閣の造営に尽力した飛騨の大工『飛騨の匠』の伝統の技が受け継がれ、今も寺や家屋の軒先きに大工の目印である様々な『雲』が見られました。

家々の軒に見られる「雲」は飛騨大工の紋章

まちの雰囲気を活かし、観光客にもとてもわかりやすいサインなど、まち全体で飛騨古川の文化を感じることができました。

 

日本一笑顔が溢れる蔵『渡辺酒造店』

日本の酒造メーカーとして世界で初めてiTQi国際品質審査会で首席最優秀賞を受賞した酒造り職人集団である〈渡辺酒造店〉へ。

『日本で一番笑顔が溢れる蔵』をモットーに、飛騨の風土に根差し、伝統と手造りを重視したその酒造りは、国内外の様々な鑑評会で屈指の受賞歴があるなど、飛騨を代表する名門蔵でした。

365日、吉本新喜劇のお笑いを聞かせたり、寝かすための甕にはたくさんの「ありがとう」が書かれていました。

空き家買取専科スタッフも、お酒が美味しくなるよう、ありがとうをいっぱい書かせていただきました。

移住者が作った手作りの宿『やまなみ』

飛騨古川の駅から徒歩2分にある手作りの宿『やまなみ』さんに伺い、移住者であるオーナーがどのように飛騨古川のまちに溶け込んでいったのか、

空き家をどのように宿につくっていったのか、たくさんのエピソードや事例を聞くことができました。

中でも「心のハードルを下げたまま居続ける。1人ではできなくても人がいればできる。」

とおっしゃった言葉が印象的でした。

だからこそ、まちの人たちからも愛される場となっていると感じました。

夜は、飛騨古川の郷土料理をいただきました。

スタッフ&業者さん交え賑やかな宴となりました。

 

レベルアップ 2日目

飛騨市役所担当者&ヒダクマ創業ストーリー

いよいよ、空き家買取専科スタッフにとっての一番の学びどころの時間です。

飛騨市役所 移住や空き家対策を担当されている 橋本さんより

飛騨市の空き家対策や移住への取り組みについて。

株式会社飛騨の森でクマは踊る 代表取締役COO 松本さんより

なぜ、この飛騨古川の土地でヒダクマができ、現在の事業モデルになったストーリーを伺うことが出来ました。

空き家活用に真剣に取り組み、地域を活性している事例から、たくさんの気づきと発見がありました。

ワークショップ

飛騨の端材を使って、レーザープリンターと手技との融合した、アイスクリームスプーンを制作しました。

クルミやナラ、サクラなど、飛騨古川の広葉樹。

それぞれ、

色、香り、硬さ、木の種類により様々。

インスピレーションでそれぞれ選び、紙やすりで慣れない手つきで削り、磨きをかけ、オイルを塗り、オリジナルスプーンが完成しました。

さらに、できたてのスプーンを使い、美味しいアイスクリームをた食べることができ、格別な味でした。

2日目まち歩き

チームごと、最後の飛騨古川を堪能しました。

今回は空き家買取専科でも初の泊まりの研修旅行でした。

スタッフだけでなく、

日頃、共に仕事をするパートナー企業のみなさんと一緒に研修に参加することにより、共に体感し、成長することが出来ました。

さらに、地域資産へ価値ある資産を提供できるよう、空き家買取専科スタッフ一同一丸となり取り組んでいきますので今後ともよろしくお願いいたします。

パートナー企業のリノベーション再生事例はコチラ

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