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2024.12.27

空き家買取専科の2024年を振り返る

こんにちは。空き家買取専科 子育て広報の三輪です。

2024年も残すところあとわずかになってまいりました。今年も多くの皆様にご支援いただき、心から感謝申し上げます。この一年間、多くの出会いがあり、様々な空き家の課題解決に携わらせていただきました。2024年の主な出来事と私たちの活動について一緒に振り返っていきましょう。

 

2024年ニュース

2024年は、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手がメジャー史上初の50−50(50本塁打、50盗塁)の達成や、第33回夏季五輪パリ大会にて、日本が海外開催の夏季五輪で過去最多となるメダル45個(金20 銀12 銅13)を獲得など明るいニュースで日本中が沸きましたね。

政治や経済では、20年ぶりとなった新紙幣の発行、石破茂議員が内閣総理大臣に指名、アメリカ大統領選ではトランプ氏が再選、東京都知事選、兵庫県知事選、日経平均株価が史上最高値を更新など、様々なことがありました。

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引用:https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20231213e.html

そんな数々のニュースの中、空き家が関わる悲しい出来事もたくさんありました。

2024年1月1日午後4時10分ごろ発生した能登半島地震(最大震度7)では、石川県能登地方で被害が拡大し、死者は400人を超えました。輪島朝市が火災で焼失したことも大きな衝撃でした。

背景には、珠洲市や輪島市、能登町で全国平均を上回る空き家の多さがあり、老朽空き家の倒壊や、所有者不明の建物は公費解体が進まない問題などにより対応が遅れています。さらに、県外避難で「空き家状態」となる住宅の増加で空き巣被害も発生。自然災害と空き家対策の一体的な強化が急務です。私たち空き家を扱う企業としては、自治体や地域と連携し、早期の流通・管理・解体や活用策を提案するなど、被災地支援と再発防止に取り組む必要を痛感しています。

参考:https://www.chunichi.co.jp/article/846821

 

空き家買取専科ニュース

ホラクラシー導入とロール体制スタート

私たちは2022年から組織づくりを学び、対話を重ねる中で、従来のヒエラルキー型では迅速な判断やメンバーの主体性を十分に引き出すことが難しいと感じてきました。そこでホラクラシーを導入し、それぞれの「ロール(役割)」に基づいて自律的に行動する組織体制を整えてきてます

実際にロール体制をスタートし、2週間に一度、全体でロール(役割)の進捗の共有を行うことで、上司への報告・決裁を簡略化でき、担当領域を責任をもって進めやすくなりました。意思決定のスピード向上やコミュニケーションの活性化に加え、メンバー自身のモチベーションも高まっています。今後も試行錯誤を重ねながら、自分たちに合ったホラクラシー運用の確立を目指してまいります。ロール体制に移行する背景など詳しくはまたnoteで書きますね。

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空き家活用セミナーin東京

6月末に渋谷で開催された「空き家の会 50,000人記念イベント」を空き家の会代表の光山さんと企画しました。
全国から空き家の利活用に関心がある方々が集まり、空き家活用の最新事例や情報を共有しました。スペースマーケットやADDressの事例、ジェクトワンの自治体連携、カチタスの買取再販など多彩なプレゼンが行われ、空き家買取専科とアルバリンクとのパネルディスカッションでは課題や成功要因が活発に議論されました。

交流会でも多様な立場の参加者同士が意見を交換し、新たな連携や事業化の可能性が生まれていました。今後もこうしたイベントを通じて全国の空き家活用が加速し、多くの人々が課題解決へ参画していくことが期待されます。

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◎こちらの記事もぜひ

https://note.com/akiyakaitori/n/n48d300d6e630

8月2日「空き家ゼロにの日」の取り組み

毎年8月2日は「空き家ゼロにの日」として、空き家問題や活用の啓発活動をおこなっています。今年も全国の空き家に関わる企業・自治体・団体に賛同いただき、空き家の啓発イベントやセミナー、ワークショップなどが数多く開催されました。

私たち空き家買取専科は、島田市の学童に通う子供たちと一緒に「子ども空き家お掃除隊」として空き家のお掃除イベントを開催しました。年々この取り組みへの賛同が増えていることは、空き家問題への意識が全国的に高まっていることの証とも言えます。「空き家ゼロにの日」を通じて全国の皆様が空き家問題について考え、学ぶ大変貴重な機会となっています。

私たちは、今後もこの「空き家ゼロにの日」を中心にさまざまな普及啓発活動を行い、空き家がもつ可能性を再発見・再活用していくきっかけづくりに貢献していきたいと考えています。

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◎こちらの記事もぜひ

https://note.com/akiyakaitori/n/neeab054abd54

◎こちらの記事もぜひ

https://note.com/akiyakaitori/n/n5e4f78ce2461

 

静岡ガスグループの仲間入り

10月末には、静岡ガスリビングと資本業務提携をさせていただき、静岡ガスグループの仲間入りをさせていただきました。

スタッフ一同も驚きましたが、関係各所の皆様にも大変喜んでいただいており、これを機にサービス拡充や更なる地域連携など、さまざまな展開を図っていきたいと考えております。
静岡ガスグループという強力なバックアップを得ることで、これまでに培ってきた空き家買取やリノベーションのノウハウに加え、より幅広いネットワークや専門性を活かして事業を発展させることができるようになりました。今後は「空き家買取専科」としてのサービスをさらに強化しつつ、これまで以上に地域の課題解決型の取り組みも積極的に行っていきたいと考えています。

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◎こちらの記事もぜひ

https://note.com/akiyakaitori/n/ne359d4e4fd40

 

静岡県の民間企業としては初めて「空家等管理活用支援法人」に指定

11月には、藤枝市から静岡県の民間企業として初めて「空家等管理活用支援法人」に指定されました。

これまでの藤枝市空き家ゼロにサポーターや事業としての取り組みを評価していただき、行政からも認められた専門家として地域の方々から信頼を寄せていただけていることを嬉しく思います。
空き家は、放置しておくと老朽化や防犯・防災面でのリスクにつながりますが、手入れ次第でさまざまな可能性を秘めています。私たちはこの指定を受け、より積極的に空き家の流通・再生・利活用を推進し、地域コミュニティの活性化に貢献していきたいと考えています。空き家の所有者や地域の方々にとってお役に立てるよう、これまで培ってきたノウハウを最大限に活かし、貢献していきます。

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◎こちらの記事もぜひ

https://note.com/akiyakaitori/n/n21353ccaab57

まとめ

今年は空き家買取専科にとって、大きな転機となる一年でした。
静岡ガスグループの仲間入りを果たし、地域インフラとの連携が深まったことで、空き家の再生・活用に新たな可能性が広がりました。また、藤枝市から「空家等管理活用支援法人」に指定いただいたことにより、私たちの取り組みがさらに評価され、大きな励みとなりました。ここに挙げさせていただいた以外にもいろいろなことがありました。ぜひ、noteをご覧いただければ幸いです。

2025年は、これまで培ったノウハウとネットワークを活かし、地域や社会に一層貢献できる体制を築いてまいります。ホラクラシーを通じた組織運営をさらに進化させながら、新たな価値創造に挑戦し続けますので、どうぞ引き続きご支援・ご期待いただければ幸いです。

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