買取再生事例

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何年も土地として売っていたが、売れずに困っていた家

葵区瀬名築43年

リノベーション前の写真

静岡市葵区瀬名、築43年。

本物件は令和2年に弊社で買わせていただいたお宅です。

 

しかし、実はこの家の相談はそれより何年も前から地場の不動産会社さんから頂いていました。

家を相続された所有者さんは、建物が古く使えないからと土地での販売を何年も続けていました。

しかし何年経っても、思い切って値下げをしても、売れませんでした。

 

このような状況に陥ってしまっていたのは下記のような理由からでした。

①建物が古く、家としては使えない。売った後のトラブルも心配なので土地でしか売れなかった。

②土地としてみたときに面積が大きい分、近隣の一宅地の平均価格より価格が高めの土地になってしまっていた。

③進入路が狭く、新築する人たちがわざわざ買おうと思わない土地であった。

簡単にいうと「マーケット(市場)が無いところで、ものを売り続けていた。」ということです。

 

でも実は、不動産の売却ではこのような状態が起こりがちです。

不動産購入者の権利が強くなっている昨今、売主も、不動産の仲介会社も、売却後のトラブルは非常に大きなリスクです。

そのため、一般の方から一般の方への売却をする場合は、トラブルが起きにくい土地にして売るという選択をどうしても取らざるを得ません。

そして大体は「周辺の土地の坪単価はこのくらいだから。」そんな理由で土地の価格を決めてしまいます。

果たしてその土地を買って新築する人は「いくらでその土地を買って、いくらくらいの家を建てたいのだろうか?」そんなところまで想像する人はなかなかいません。

かくして、買える人がほとんどいなく、選ばれにくい土地が市場に出ていきます。

そんな状況でいくら広告を売っても、魚のいない釣り堀に餌を撒き釣り糸を垂らすのと同じです。

 

実はこんなことが不動産の市場ではよく起こっています。

そして、何年も売っている間にも所有者は維持管理をし、固定資産税を払い続けなくてはなりません。

また、経っている家はどんどん古く傷んでいきます。

 

今回、私たちは進入路のネックはありながらも、元々建っていた家がしっかりとした建物だったためリノベーションで蘇らせることができれば、土地建物総額をそこまで高くない金額で売り出せると考え、買取をさせていただきました。

 

和風建築の様式を活かした和モダンな物件生まれ変わった家には、無事買主が現れ、今はもう新しい家族がお住まいです。

古い建物が経っている土地を売る場合や現在売っている場合、「その土地のマーケットは本当にあるのか?」そんなところに想像を広げてみてはいかがでしょうか?

 

空き家買取専科はもう解体するしかないと言われてきた家を何度もリノベーションで蘇らせてきました。

古い家が建っている土地をお売りの際には、是非一度ご相談をください。

 

<施工業者>

ゼロキャンバス

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