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2024.07.24

【空き家ゼロにの日】決起集会を開催しました!

こんにちは!7月下旬になり、8月2日の「空き家ゼロにの日」が迫ってきました。7月11日(木)には、賛同企業・自治体・団体の方々が集う決起集会を開催いたしました。

この集会では、各企業の取り組みやイベントの発表があり、同じ志を持つ仲間たちとの意見交換や相談が行われ、非常に充実した1時間となりました。

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決起集会の概要と空き家ゼロにの日のご紹介

決起集会の概要

8月2日に向けて、賛同者の取り組みやイベント告知などを共有する場として、この決起集会を開催しました。空き家の問題に取り組む企業や団体が一堂に会し、情報交換やメディアへの発信協力を依頼しました。

賛同者の皆さんは、空き家を減らしたい、活用したいという共通の思いを持ち、日々活動されています。こうした方々の意見交換や交流の場として、この集会は大変意義のあるものとなりました。

「空き家ゼロにの日」生みの親 空き家買取専科 三輪より

集会の冒頭では、三輪さんから空き家ゼロにの日を創設した目的やこれまでの取り組みについて話がありました。2018年に空き家ゼロにの日を制定してから、現在までに76社の賛同企業が集まりました。

また、最新の住宅土地統計調査の結果や、空き家法の改正、相続に関する法改正、仲介手数料の変更など、昨今の法改正事情についても触れられ、参加者にとっても非常に興味深い情報が提供されました。

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賛同企業による自己紹介とイベント告知

続いて、集会に参加した11社の方々から、それぞれの事業内容や取り組みについてのお話と、空き家ゼロにの日に関連するイベントの告知が行われました。

1. 株式会社スペースマーケット

スペースを借りたいという人と、スペースを貸したいという人をつなぐプラットフォームを運営されています。あらゆるスペースを時間単位で貸し借りができます。大切な実家である空き家も、貸し借りすることで空き家活用への貢献もされています。

https://spacemarket.co.jp/

 

2.株式会社ほそい住宅FP

空き家になっている実家をドラマや映画の撮影場所にする”実家ロケ”というサービスをされています。7/28(日)には「空き家の実家、まず何する? ~セミナー&相談会 in 東京・吉祥寺~」が開催されます。何から始めたらいいか分からない方、お近くの方はぜひ相談してみてください。担当の細井さんも、とっても相談しやすい方ですよ。

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3.一般社団法人丹波の空き家相談所

兵庫県丹波篠山市からのご参加です。田舎の方の空き家について、そもそも売れるのか、解体した方がいいのか、相続がまだだ、といった相談に乗っているそうです。また、阪神エリアからの移住者も多いそうです。
西垣さんによる書籍も発売されています!

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4.株式会社リブライトホームズ

「空き家に最高の価値を」という思いで、空き家の再生事業をされています。名古屋を始めとして、東京・大阪・福岡で活動されています。最近は、焼津市の物件もあつかっているそうです!
シェアハウスの企画や、商店街やシャッター街などの地域課題にも取り組まれています。

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5.株式会社リノバンク

空き家の購入からリノベーションをして賃貸をする買取再販から始まり、千葉県の築100何年ほどの古い民家を改修し、ホテルをつくるなどされています。また、現在は仲介や中古戸建に特化したポータルサイトの運営や、行政連携をして空き家の調査や、査定を簡単にできるようなシステムをつくったり、と多岐にわたって活動されています。

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6.一般社団法人北九州未来づくりラボ

空き家を再生し、住まいや居場所に困っている人の住宅として、支援するという取組をされています。不動産屋が困ってしまうような空き家を、安く借りさせていただいて、外国の方や高齢者や低所得者層などの住まいに困っている方々に貸し出すというサポートをされています。
また、8月は学生たちとDIYや、マルシェイベントも開催予定です。

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7.株式会社エコテック

空き家全体ではなく、床のコーティング会社さんです。年間8,000件ほどを全国で手掛けています。昔の家は無垢材等のいい床材をつかっている家が多いので、それをはがしてしまうのではなく、そういった元々の床を活かしてコーティング加工をしませんか?という提案もされているそうです。
8月は、空き家・古民家の床再生について無料で、オンラインで相談ができるそうです!

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8.株式会社ウィル

東京23区、名古屋市内、兵庫県大阪府を中心に、23店舗を展開している総合不動産事業をされています。新築分譲事業であったりとか、中古住宅の売買・リフォーム・家具の販売も行われています。リフォーム事業のインスタは4.6万人と力をいれています!

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9.富士市役所都市整備部住宅政策課

3年前ほどから、空き家ゼロにの日に関わり相談会やセミナーを開催されていますし、広報誌への空き家に関する記事を掲載したり、と行政ならではの取組をされています。今年も9月に相談会を予定しているそうです!

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10.株式会社家や不動産 上野本店

『住宅弱者支援専門家』として活動する會田さん。ご高齢者や、低所得者、性的マイノリティーLGBTQの方々といった、住まいに悩みを持った方の支援として、空き部屋をなるべく安く手に入れて、お安くお部屋を貸し出すという仕組みです。8月2日には「空き家ゼロにの日に空き家から、夢のマイホームへ変わる日」と題して、セミナーを開催します。

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11.空き家買取専科・藤枝市空き家ゼロにサポーター

藤枝市と民間企業が連携した取り組みである、藤枝市空き家ゼロにサポーターについての紹介がありました。7月28日(日)に、空き家に関する相談会や、セミナー、DIY候補物件の募集などがされます。

▶イベントはこちら

質疑応答タイム

中古物件の再生についての見極めってどうしてる?(家や不動産の會田さんより)

日々、中古物件を見つけ次の方に貸し出す支援をしている會田さんからの質問です。シロアリ駆除や基礎の修復など、どこまで対応するべきかの見極めが難しいとのことでした。

これに対して、リノバンクさんやリブライトホームズさんが以下のように回答しました。

  • 安く再生しようと思えばいくらでも方法はあるが、安全面を考慮すると、やはり建築士やインスペクターに見てもらうのが最も安全で確実である。

企業と自治体ってどうやって連携が始まる?(ウィルさんより)

長年、宝塚市で事業を展開しているウィルさんからの質問です。行政との連携がなかなかうまくいかないとのこと。富士市の取り組みについて、民間企業との連携の始まりを聞きました。

富士市さん、三輪さんからの回答は以下の通りです。

  • 民間企業との連携は、「藤枝市空き家ゼロのサポーター」という取り組みを知っていたり、三輪さんからの声かけで空き家ゼロにの日に参加するようになった。
  • また、三輪さんからは、藤枝市と民間企業の連携も最初は全く進んでいなかったが、「移住」という切り口でイベントを開催したり、連携先の民間企業を増やしたりと進めていく中で「藤枝市空き家ゼロにサポーター」の発足までつなげたというエピソードが共有されました。

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いよいよ、空き家ゼロにの日です!

8月2日にSNS等での発信をしませんか?
#空き家ゼロに #0802の日  というタグをつけて、空き家に関することや、空き家について思うこと、やってみたいことなどなど、一緒に発信してみてください。みんなで発信することで、より多くの方が空き家について考えてくれたら嬉しいです。

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