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2020.07.30
【社内向け】スイーツ社のロハスを体現! お披露目マルシェの狙いとは?
お披露目マルシェを振り返る
こんにちは。働き方改革発信委員長の犬塚です。
7月1日より、葵区本通から駿河区下川原へ移転し新店舗での営業がスタートしました。
移転のタイミングより会社のブランドコンセプト「ロハス」をテーマに設定し、考えや姿を共有しています。
かっちりとした服装からロハスを意識した服装に切り替え、少しずつですが雰囲気が出てきたなと思います。
移転してから約1ヵ月半が経とうとしていますが、ここで、スイーツ社のブランドコンセプトに関する会社の
メッセージと、先日行われたお披露目マルシェの狙いと成果を纏めてみました。
まずは、黒田部長より会社のブランドコンセプトを「ロハス」に設定した経緯をお話していただきます。
ブランドコンセプトを決めるにあたって
ここ最近で突然決めたと言う訳ではないんですよ!!
僕らがこれまで事業を進めていく中で「古くても使えるものを活かしたい」「地域で資源が循環する」など、空き家の買取再生についていろいろなメッセージを発信していきました。
そんな想いから古民家のリノベーションを行ったり、移住体験ツアーを行ったりしてきたんですね。
で、この度店舗を移転しようと考えた時、「どんなお店を作ったらいいのか」「そのためにはどんな言葉で表現したらいいか」を考えたんですね。
できるだけ短い言葉で、多くの人に伝わるキーワード。
それを考え行き着いたのが「LOHAS〜Lifestyles Of Health And Sustainability〜」と言う言葉だったんです。
ロハスとはなんだ??
そもそもロハスとはなにか。
明確な定義はないみたいですが、Lifestyles Of Health And Sustainabilityを直訳すると「健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイル」でしょうか。
元々は1990年代後半にアメリカで健康や環境への意識が高い企業家やクリエイターらにより提唱され、日本では2000年代前半から徐々にこの言葉が浸透してきたそうです。
余談ですが、ロハスには「環境」の観点も含まれています。現在は化石燃料の大量消費による地球温暖化や資源枯渇、深刻な大気汚染をはじめ、世界的に問題が山積しており、これらに配慮した商品の使用や暮らしを一人ひとりが心掛け、目の前の課題を解決していこうという意味もあります。業種を問わずロハスを意識した取り組みはスケールが大きいです。
そして、ロハスの考え方は、今後のビジネスや政治のあり方まで変える可能性を秘めた存在としてスポットライトが当たっています。
無理や我慢ばかりでは、健康も、エコロジーも、幸せも、長続きしないよね、という軸を元に、自分たちの幸せの向こうに、社会の幸せや地球環境への貢献が地続きでつながっていることを実感し、実現できる仕事を望む人たちにモノやサービスを提供する社会が、世界では飛躍的に伸びているのだそうです。
静岡のロハス体現企業として
大都市から比べると静岡って地方都市だし、まだまだ田舎な印象が強いのが現実。
そんな環境でも、楽しんで柔軟な働き方ができて、地球環境に良いことをやりながら、それらが地域密着に繋がっていく。ある意味先進的なことを実践しているスイーツ社の取り組みが、ロハスな働き方を通して広がっていけば良いなと思います。
7月17日・18日の2日間に渡って、新店舗のお披露目を兼ねてマルシェイベントを開催しました。このイベントは、会社のブランドコンセプトを周囲へ体現するファーストステップでもありました。
連日の雨で天気が心配されましたが、当日は多少雨が降ったものの、2日目は晴天に恵まれる時間帯もあり、たくさんの人が集まり、大盛況でした。
マルシェイベント開催の様子と狙いを押さえてみましょう。
通常営業日に開催
今回のマルシェイベントは新店舗のお披露目を兼ねていますが、1日目は平日、通常営業日でした。事務方のメンバーはマルシェ開催中も特に休業とせずに、店舗内で業務をこなしていました。これもマルシェという形態だったからできた事ですよね。
働き方改革体現企業として
働き方改革の一環として、一部を除き店舗のどこでも仕事ができるフリーアドレスを採用しました。社員が個々の自席を持たず自由に働く場所を選択できるオフィススタイルを体感してもらうために、マルシェ期間中は店舗内を開放し、店内を案内するガイドツアーを行いました。
デスク以外にもソファで仕事をすることができますし、カウンターを利用して立ったまま作業をすることもできます。柔軟な働き方を後押しし、風通しの良い企業文化の醸成にもつながります。
働き方改革体現企業として、スイーツ社の働く場を体感してもらう良い機会になりました。マルシェを通して言葉では表現しきれないことが、伝わったのではないでしょうか。
関係性の作り方・アプローチの仕方は無限大
私は普段営業として、市内・市外と多くの業者様の元へ訪問しています。訪問を重ねて顔を覚えてもらって、少しずつ仕事の話をもらって…なんてステップを踏むことがよくありますが、マルシェイベントのお誘いすることで、会話が盛り上がって営業活動において大変助かる場面が多かったです。
実際にマルシェに来てくださった業者様の中には、普段お伺いする事務所では見たことのないような笑顔でお話してくれる方や、家族を連れて遊びに来てくださる方もいました。取引業者の店舗に家族を連れていくなんて、なかなかできないことですよね。畏まった雰囲気はない自然体な中で、人間関係を一気に近づけてくれる、マルシェにはそんな狙いもありました。
取引先ではなく仲間という意識
移転祝いのイメージと言えば、テープカットがあって、代表の挨拶があって、贈呈式があって…
そんな堅苦しいイベントではなく、ロハスを感じさせるマルシェの場で飲み食いしながら、社員も業者様も肩肘張らない状態でいることで、「取引先」ではなく「仲間」という意識改革も狙いの一つでした。
「空き家買取専科って、なんか楽しそうだよね」抽象的ではありますが、その潜在意識は人との繋がりを上辺だけの関係に留まらせない、もっと深いところまで構築できると思います。
マルシェを終えて たくさんの「ご縁」が生まれた
後日、マルシェに来てくださった業者様へお礼も兼ねて訪問した際に、「雰囲気が良く非常に楽しめた」「その場にいる人たちの適度な距離感が良かった」「来場者をリラックスさせ、かつ地域活性にも繋がっている、素敵なイベントだと思う」など多くの声をいただきました。
業者様同士でお話する姿も見れましたし、一般の方の来場も多くあり、買取査定の相談もありました。お披露目マルシェを開催することで、私たちは会社のブランドコンセプトを体現でき、業者様との関係強化や地域へ繋がりを実現することができました。
たくさんの「ご縁」ができ、お披露目以上の成果があったイベントになったと感じています。
関連ブログ
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