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農地の売却は難しい?売却の仕方と併せて解説します!
一般的な土地とは異なり、農地は農地法によって売買に関する厳しい法律が設けられています。
すでに使わなくなった農地を所持しつづけるのは金銭的負担がかかり、辛いですよね。
今回は、農地の売却の仕方をご紹介します!
□農地の売却が難しい理由とは?
冒頭でお伝えしたように、農地は農地法によって厳しく制限されている土地です。
農地のままで売却する場合、購入できるのは農家や農業参入者に限られてしまいます。
また、農地の売却には農業委員会に申請し、許可をもらわなければいけません。
農業委員会とは、市区町村に設置されている農地に関する業務を行っているところです。
もし農業委員会から許可が下りずに農地の売却をした場合、売買が無効化されてしまいます。
市街地に近ければ近い農地ほど、売却はしやすいですが、農地を住宅地に変更する農地転用をする必要があり、こちらの変更も農業委員会に申請しなければいけません。
また、市街化区域は農業委員会に変更を申請すれば農地転用が可能ですが、市街化調整区域や非線引き区域では立地基準や一般基準といった複雑な基準項目が定められているため、こちらも農地売却を難しくしている理由の1つだと考えられるでしょう。
□農地を売却する方法を2通りに分けてご紹介します!
まず、農地を農地のままで売ろうとした際は、大幅な利益は望めませんが、手続きが簡単です。
購入者を探す方法は、自分で近所の農家の方に声をかけるか、地域の農業機関の紹介で見つけます。
そして契約をして農地を引き渡し、所有権移転登記で終わります。
かかる費用も登録免許税や司法書士報酬といった登記費用のみのため、ローコストで済みます。
また、農地を宅地にして売却する場合は、前述した許可が必要な上に、一般的に不動産業者を通して購入者を探さなければいけません。
この際に重要なのは、農地売却に強い不動産業者を見つけることです。
農地売却は一般的な宅地売却とは異なるため、農地に特化した知識経験がある不動産業者ではない際は、農地の売却が困難になるかもしれません。
農地転用の申請に関しても、不動産業者の知識や経験によって左右されるため、不動産業者を見極めることが大切ですね。
□まとめ
今回は、農地の売却方法をご紹介しました。
空き家買取専科は静岡の空き家を買取りリノベーションをし、次世代へつなぐ不動産買取専門店です。
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