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土地の相続税はいくらかかる?その仕組みと計算方法についてもご紹介!
親から土地を相続した場合、相続税がかかる可能性があります。
いくらかかるか知らずに相続してしまい、後にたくさん税金を支払うことになった場合、当然困ることになりますよね。
そこで今回の記事では、土地の相続税の仕組みや計算方法について解説します。
□土地の相続税の仕組みとは
相続税とは、亡くなった方から遺産を受け取った方が課せられる税金のことを指します。
相続した財産すべてに課せられるわけではなく、遺産の金額が一定額を超えた場合、その超えた分にのみ課税される仕組みです。
課税対象額に関しては、決められた計算方法に基づき、算出されます。
また、相続税が課税されるのは資産が多い場合のみです。
遺産の総額が「基礎控除額」を超える場合かかるものであり、詳しい計算方法については後に解説します。
相続税の課税対象になる場合は、亡くなったと判明した翌日から10ヶ月以内に申告する必要があります。
さらに、法改正によって「基礎控除額」は、平成27年1月1日以降の相続から引き下げられています。
そのため、以前よりも課税対象になる方が増えていることになるので、早めの対策が必須ですね。
□相続税がいくらなのか知る方法とは
土地の相続税の仕組みについて解説しましたが、ここからは具体的な計算方法について解説していきます。
5つのステップに分けて流れを紹介するので、ぜひお役立てください。
ステップ1では、各相続人の課税価格の計算をします。
相続税の計算のためには、まず相続人ごとに相続税がかかる遺産の額を計算する必要があります。
現金や預貯金、土地などの経済的な価値のあるものが含まれます。
ステップ2では、課税価格から借入金や葬儀費用を差し引きます。
被相続人が残した借入金や葬儀費用を、相続財産の課税価格から差し引けます。
また、被相続人に課せられる予定であった所得税などの税金に関しては、相続人が納付することになっていた場合でも、債務として遺産総額から差し引けます。
ステップ3では、基礎控除額を差し引きます。
各相続人の課税価格が計算できた後は、それらの合計額から基礎控除額を差し引き、課税遺産総額を求めます。
先述した通り、相続する遺産の総額が基礎控除額を下回る場合は、相続税はかかりません。
ステップ4では、相続税の総額を計算します。
課税遺産総額が計算できた後は、各相続人が法定相続分をしっかりと取得したものとして、取得金額を計算します。
その次に、各法定相続人の取得金額に税率をかけて算出税額を計算しますが、税率は取得金額によって異なるので注意が必要です。
算出税額が求められれば、それを合計して相続税の総額を出します。
ステップ5では、各相続人の相続税額を計算します。
相続人が実際に相続した財産の課税価格に応じて按分して、各相続人の税金を計算します。
□まとめ
今回は、土地の相続税の仕組みと計算方法について解説しました。
また、土地や家を相続する場合は買取をぜひお選びください。
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