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マンションの相続にかかる税金を知りましょう!相続手続きについても解説!
マンションを相続したいとお考えの方で税金関係を心配している方も多いでしょう。
今回はマンションの相続の際にかかる税金について解説いたします。
□マンションの相続にかかる税金はどれくらい?
まずマンションの相続にかかる税金は2種類あり、相続税と登録免許税と呼ばれるものです。
相続税とはマンションだけでなく遺産や財産を引き継ぐときに発生する税金です。
これは遺産総額から基礎控除額を引いたものです。
ちなみにこの申告と支払いには期限がついており、それを過ぎてしまうとさらに課税されてしまうので注意が必要です。
登録免許税は所有者、つまり名義を変更した際に払う税金のことです。
相続するということはマンションの名義が変わることを意味します。
ここに税金が発生し、不動産価格に税率0.4%をかけたものが登録免許税の額です。
□マンションの相続手続きの流れとは?
税金についてわかったところで実際の手続きについて解説していきます。
手順は大きく4つに分かれます。
1つ目は相続人調査、相続財産調査です。
相続人調査は、相続人となる人物とその人数を調べるものです。
そして、相続財産調査は、何を相続するのかを調べるものです。
なぜ最初にこのような調査を行うかというと、相続の優先順位が民法で決まっているのでこれに基づき正当に遺産を分けるためです。
もし、遺言が無い場合で、かつ相続人数が複数の場合は全員で話し合いが必要です。
それに加え、これは相続する権利を持っている全員で話し合わなければならないので、後に他の相続人がいることがわかった場合は最初からやり直しになってしまうのです。
遺産相続ができる範囲はかなり複雑なので後から新たな相続人が出てくる可能性は大いにあるため、相続人調査をしっかりと行う必要があるのです。
2つ目は遺産分割協議です。
これは遺産をどのような配分で分割するかを協議するものです。
基本的には遺言通りに分けるのですが、無い場合は民法に基づいて相続されます。
しかし、相続人が同意した場合は遺言通りに分割されない場合もあります。
3つ目は相続登記による名義変更です。
マンションの相続人は名義変更の手続きを行うことが必要で、ここで登録免許税が発生します。
これはできるだけ早く行うことをおすすめします。
最後は相続税の申告です。
相続税ですが、遺産の総額が基礎控除内であれば非課税になるので相続税を払う必要が無くなります。
ちなみに基礎控除額は、3000万円と、600万円に法定相続人の数をかけて足した額です。
□まとめ
マンションの相続には時間と手間がかかりますが、きちんと手続きをしなければ後に面倒なことに繋がってしまいますので、しっかり税金の確認と手続きをしましょう。
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