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2021.07.02

生まれ育った田舎を盛り上げたい!!保育士だった女性の新たな挑戦

こんにちは。空き家買取専科の鈴木です。

静岡県を中心に地域発展や面白い取り組みをしている「ひと」を紹介していくその名も「しずおか愛」

今回は紹介するのは山田恵美莉(やまだ・えみり)さん。

保育士から一転、故郷の佐久間に戻り「まちづくり」に奮闘中。試行錯誤をしながら一つ一つ着実に進んでいます。

そんな彼女が故郷に戻ろうと思ったきっかけと幅広い人脈を持つ謎に迫りました。

〈聞き手=鈴木一央(空き家買取専科編集者)〉

 

ノーカットインタビュー動画はこちら
※動画が長いので、2倍速で見るのがオススメです。

 

ここも佐久間の人とリノベーション最中の物件!?

本日は宜しくお願いします!!

撮影している場所はリノベーション真っ只中ということですが、この場所で何をしているのかという話と、現在どのような活動をしているのかをざっくり聞きたいと思います。

撮影している場所は中部天竜駅の目の前で空き店舗でした。空き店舗を活用して地域の人たちの「憩いの場」となるようにリノベーションをしています。

地域の人たちとこの場所をどう活用していくのかを話し合い、アイデアを募りながらリノベーションをしています。

まずは痛んでいた床を剥がして、地域の不要になった机や絨毯を再利用しました。

ゆくゆくは学生が電車を待っている時に使える学習スペースにしたり、お年寄りがお茶を飲んで休んだり、会話をして楽しめるスペースにしたいと考えています。

そうなんですね。その活動がメインですか?

それがメインではないですが、この場所は月一でイベントをする程度です。

メインの活動は特にこれという決まりはないですが、地域支援、魅力発信、佐久間の観光スポット作りという3つをテーマに活動しています。

具体的にはどういう取り組みをしていますか?

地域支援については、高齢者の集まりに参加してどんな悩みやニーズがあるかを対話を通して聴いたり、コミュニケーションを通して関係値を築いたりしています。

また小学校に行くことも多く、読み聞かせをしています。

佐久間には小学校が2つあり、夏休み講座という名前のワークショップ、水遊びをするなど、実際に会って交流することを大切にしています。

魅力発信については主にSNSを使って佐久間の知られざる魅力を発信しています。

佐久間の観光スポットについては、佐久間の自然の魅力や伝統を受け継いだ事業を考えています。

えみりさんのように活動している人は他にもいると聞きました。

そうですね。

私が所属しているのは「浜松山里いきいき応援隊」という、全国的に言う地域おこし協力隊と同じような隊です。

稲佐、佐久間、水窪、春野、天竜、龍山に2人ずつ、計12人おり、それぞれ役割や活動があります。私は学校やお年寄りの集まる場で地域支援をさせて頂いています。

佐久間にいるもう一人の隊員はあわびの養殖をやっているNPOとの関わりが多いです。

佐久間はあわびの養殖をやっているんですね!それは知らなかった。

活動の曜日は決まっていますか?

特に決まりはなく、土日に活動することも多いです。

特にこれをやってくださいという決まりがないので、最初はどんな仕事をしたらいいのか分からなくて困りました。

地域の声に応えたいので、依頼されたことはなるべく引き受けました。その中で、地域の人の悩みやニーズに私自身が気付くようになりました。

自分から行動を起こし、地域の悩みを解決できる仕組みを作っている感じですね。

それはもう起業だね(笑)。

浜松市の職員というイメージだったけど、そうでもなさそうですね。

職員ではなく、個人事業主として活動しています。

佐久間は広く私が知らないことも多いので、まずは情報収集をするために自分から関わりを持つように動きました。

ただ情報収集だけでは解決しないため、新しい仕組みを作ることを意識しています。

情報収集は大事ですね。

新しい仕組みがイメージできた場合は起業しますか?

情報収集をしていると佐久間の魅力を知る機会が多いので、商品開発や伝統を受け継ぐことができないかとたくさんのアイデアが湧いてきます。

隊員としての活動を通して、アイデアを形にしていきたいです。

アイデアが湧くのは楽しいですね。アイデアは起業して実現していくと思うのですが、市の支援はありますか?

起業支援の体制は整っていて、補助金も手厚いです。

私がいる「浜松山里いきいき応援隊」は任期が3年あるので、その中で実現していきたいと思いますが、応援隊の活動時間外でやる決まりがあるので、時間を作って日々勉強しています。

活動時間外でやらないといけないのは難しそうですね。

リノベーション中のこの物件以外にも今やろうとしている取り組みがあると聞きましたが。

それはまさに今日、白紙になってしまったのでとても残念です。

佐久間は空き家が多いので、空き家を生かしながら佐久間に来たくなるイベントを作ろうと考えています。

今はコロナで大規模なイベントはできませんが、落ち着いたらイベントを開催していきます。

リノベーション物件ではどんなイベントをしていますか?

月に2日間は「未来寺子屋」。もう一つは「リノベーションイベント」をしています。

未来寺子屋は主に「高校生向け」に起業家や佐久間出身の活躍している人の講演会をしています。佐久間ならではの学びを得られることを目的に開催しています。

今いるこの場所は地域の人や高校生を巻き込んで、「どんな場所にするのか」から一緒に考えました。

この場所はもともと空き家だったんですか?

もともとはお土産屋さんが入っていて、10年以上空き店舗でした。

全国的に空き家が増えている中で、地域と協働してリノベーションしているのは地域の良い事例になりますね。

消費者だと完成された内装しか見ないので、みんなでやることでリノベーションする前後を知れる良い機会です。

生まれ変わる前を知っているだけで、その店舗や家の特別感を味わえます。

仕事で、築40.50年の物件をリノベーションする流れを見れるので、「こんなに生まれ変わるのか」という驚きと感動が不動産の仕事のやりがいです。

また、魅力発信という部分でビューティージャパンに挑戦しています。今度の8月にはファイナルに出場します。

自分の影響力を高めて佐久間の発信力を高めたり、地域の魅力に繋がることを願い挑戦を決めました。

素晴らしい挑戦ですね。頑張ってください!!

佐久間は浜松の人が来ることが多いですか?

浜松の人も多いですが、愛知県から来る人も多いです。

今はコロナで少ないですが、佐久間はキャンプ場が3つあったりサイクリングで通る地域なので、名古屋や豊橋から来る人が多いです。

キャンプ場は3つもあるんですね。キャンプは流行っているので、とても良い魅力になりますね。自粛が多いせいか自然に触れることをみんなが求めている気がします。

僕もテントサウナで毎週癒されています!!

佐久間の魅力は他にどんなものがありますか?

佐久間は歴史と民話の里というのがあり、佐久間の観光スポットには民話が書かれた看板があります。

龍やカッパ、ヤマンバにまつわる話があります。

そうなんですね。

確かに龍の名の付く地名が多い気がします。

確かに多いですね。

由来はたくさんありますが、まだまだ知らないことが多いので、地域の人と関わる中で学ぶことが多いです。

しかしその歴史や民話を受け継ぐ人がいないのが問題なので、私は受け継ぐ事業を考えています。

ここまで山あいの地域だとそういった逸話があるんですね。

龍やカッパ、ヤマンバですか…

ちょっと怖いですね(笑)。

怖い話もありますよ(笑)。

佐久間は観光地にはなっていませんが、自然の魅力はたくさんあります。

滝や竜頭山がありますし、自然を生かしたキャンプ場はガチのキャンパーが多いですね。

ガチのキャンパー(笑)。

キャンプも作られたものより、より自然なキャンプ場でキャンプをしたい人がいるんですね。

あと星空は真夏か真冬がとても綺麗です。中でも流星群は圧巻です。

保育士を辞めて、佐久間に戻ってきたきっかけ

私は専門学校に通うために浜松に引っ越し、無事保育士になり働き始めて8年が経ちました。

佐久間を離れたことで佐久間の人の温かさや自然の魅力に気づきました。

例えば、道端ですれ違う時の挨拶は当たり前にするし、立ち話をするほど気にかけてくれています。

また、母校の幼稚園がなくなり小学校が廃校になり、近くのガソリンスタンドや商店がなくなり、街並みが変わり、人口が減ってしまうのを見たり聞いたりして、とても寂しい気持ちになりました。

地元に恩返しをしたいと思って実際に何ができるかを考えた時に、伝統を受けづいだり、今ある魅力を発信することはできるなと思い、佐久間に帰ってきました。

浜松で一人暮らしをしてからは、何か佐久間にはない寂しさを感じましたか?

寂しさはありました。

佐久間では調味料が足りない場合は隣の人に借りることが多かったので、浜松ではそれがないのは最初びっくりしました。

少しずつ故郷の人口が減少することでお店がなくなる様子を見て、戻りたい気持ちが強くなったんですね。

佐久間に戻る決め手となった出来事はありましたか?

自分と向き合う研修を受けたことが大きかったです。

私は子供や高齢者や障害者と関わることが好きなんですが、最近は世代間交流や地域の人と関わることが少なくなっていることが寂しいと感じていました。

昔の垣根のない交流で元気が出たり、癒される場をもっと増やしたいと思い、交流できる場を作れたら昔のような交流が戻ると思ったんです。

「育児カフェ」で起業しようとも思っていたんですが、浜松でやるというより、生まれ育った佐久間で何かをしたいなと思いました。まずは佐久間で何かやってみようと思ったので、戻る決断をしました。

今後の展開

たくさんの人が関わり与え合う場を作ることが私のビジョンです。

佐久間の魅力や観光スポットを発信することで他県から人が遊びに来てくれるし、地元の人も外に出て、観光に来た人と交流することで盛り上がると思っています。

交流できるイベントを作りながら、佐久間の観光スポットや魅力を知る活動をしていきます。

起業という選択もありますか?

そうですね。起業は視野に入れています。

佐久間だけでなく、近隣の市町村も含めて協働していきたいと思っています。

来年から光回線も入りIT化も進んで発信しやすくなると思うので、そういった部分も活用しながら進めていきたいです!!

まとめ

故郷の温かさや豊かさを経験し、「協働」「循環」というキーワードを感じるえみりさんでした!!

まちづくりと関わる起業を視野に入れ、とても頼もしい感じがします。彼女の本来ある優しさが関わる人の魅力を引き出すんだなと感じました。

浜松では人脈も広いえみりさんなので、「まちづくり」に興味がある方はぜひぜひチェックしてください。

佐久間の魅力もたくさん知ることができましたし、個人的にはビューティージャパンの活躍も期待しています!!

 

山田恵美莉さん情報

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梅獲りの様子

 

大麦の収穫

 

鮎の放流

 

ビューティージャパンのメンバー

 

最後に

さて、空き家買取専科では「あなたの周りの面白い人」を募集しています!

この人こそ…という方がいたら、メールFacebookなどで鈴木へ推薦してくださいね!

問い合わせ内容に「あなたの周りの面白い人」と記載をお願いします。

お待ちしております~。

 

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