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2021.02.18
地元に貢献する!父の会社を継いだ3代目経営者の想いとは?
はじめまして。空き家買取専科の鈴木です。
静岡県を中心に地域発展や面白い取り組みをしている「ひと」を紹介していく、その名も「しずおか愛」。
不定期に面白い人を紹介していくこの企画…果たして定期的に更新されるのだろうか!?
楽しみながら静岡を盛り上げるひとのことを紹介していきます。
私たちは循環をテーマに仕事をしています。
ただ仕事をする、ただ休日を過ごすだけでなく、ちょっとしたこだわりが日々の時間を豊かにします。それはすなわち循環、あるものを活かす、アップサイクル。
…言い方はたくさんあるけれど、どこかしら暖かいイメージ。世界中には世界を良くする行動をしている人はたくさんいます。
「世界中???そんな規模の大きいことを言っても始まらないよ!」なんて声が聞こえてきそうなので真面目な話はここまでにします。
つまり、「面白そうな人を紹介していくよ!」ということです。
ちなみに私はエコバッグを使ったり、マイボトル(水筒)を使ったり、毎月のビーチクリーン活動に参加したりしています。
今回は私も毎月参加しているビーチクリーンの発起人竹山慎太郎さんを紹介します。
有限会社竹山鉄工所を父から引継ぎ3代目の代表取締役として経営をしています。一番右に映っているのが竹山慎太郎さん。後ろの方は社員の方です。先代の会社を継承しつつ、中田島砂丘のビーチクリーンを始めて5年が経ちます。私は3年前にお会いして、彼の行動に共感して始めました。日曜日の朝早く起きて、明るい空の下、ごみをみんなで拾う。とても気持ちよく、始めて会う人との会話もなんだか新鮮で楽しいです。
きっかけは「フェス」
ビーチクリーンのきっかけは何だったんですか?
父親が鉄工所を経営していて、小さいことからその工場で遊んでいました。
その中で何か大きなイベントをやりたいと思ったのですが、少なくても1000万は費用としてかかるため、断念して、小さいことからでもコツコツ出来ることって何だろうと思ってビーチクリーンに辿り着きました。
ビーチクリーンをしていてよかったこと
ビーチクリーンをしていてやってよかったことはありますか?
新しく参加してくれた人が、「気持ちいい」「参加してよかった」という言葉を言ってくれたことです。
また、お子さんを連れてきてくれて、親子で活動に参加してくれてることです。
地域の人たちとの交流になることは自分自身とても嬉しいです。子どもたちはビーチクリーンを通して自然の豊さや綺麗にすることの大事さを体験してくれています。
ビーチクリーン以外の交流は何がありますか?
ダンスのインストラクターが参加しているので、ダンスイベントに協賛をし、イベントの手伝いをしています。
子どもたちが楽しそうにダンスをしている姿を見るのはとても嬉しいです!
この活動を通して伝えたいこと
この活動を通して伝えたいことはありますか?
自分の生まれた環境が恵まれてることに気づき、感謝や環境に還元したいという思いを若者に受け継いでいきたいです。
全てが繋がっている理由
どれだけ人数が少なくても必ず活動はやめないという竹山さん。
必ず「やめないこと」にこだわり続けてきた理由があるそうです。
父から受け継いだ会社を経営することや普段の行動にも結びつくことが「継続できるか」とのこと。
やることは簡単だけど、継続することは難しい。10年20年と継続することを意識して経営や普段の行動を意識しているそうです。
5年間続けてきたビーチクリーンをご紹介します。
最初に始めた活動「ウェルカメクリーン」。中田島砂丘は全国で2番目に大きい砂丘。「アカウミガメ」が多く生息する浜で有名ですが、その「アカウミガメ」を守る活動です。
学生からお年寄りの方まで幅広い年齢の方が集まって、地元の未来を守る活動に参加しています。
2016年の第10回やらまいかミュージックフェスティバル。ダンスをやる子どもたちが多く、子どもから大人まで本気で楽しんでいます。
浜松駅の北口。多くの人が集まっています。この日のために練習してきた人たちを真剣な眼差しで見守る大人が多かったです。
やらまいかミュージックフェスティバルの本部です。「やらまいか」とは「やってみよう」が語源の浜松の方言です。みんなでまずはやってみようという意味があるそうです。
地元で採れた野菜や、手作りのアクセサリーなどを販売しているブースです。生産者の想いが詰まった商品を通じてここでも交流が生まれています。
皆さん、真剣に打ち合わせをしています。
少ない人数の時は3人!どれだけ人数が少なくても「やめない」ことは決めていたそうです。
最近ではこれだけの人数の方が中田島砂丘に遊びにきてくれます。循環をテーマにご縁に繋がることがほとんど。皆さん多方面で活躍されている人ばかりで面白い人たちが集まっています。
こんな奇抜な方も(笑)。最近youtuberになると決めて活動している「アンタイトル」の皆さん。個性溢れる楽しい人たちです。積極的にごみを拾っていました(笑)。
晴れた日は海の景色がとても気持ち良いという竹山さん。自然に癒されながら地元が綺麗になっていくことを感じる朝の日曜日はとても楽しみな1日になっているとのこと。
ということで、ビーチクリーンを通して地元浜松を綺麗にしながら、循環を生むコミュニティを運営している方でした。
5年間毎月かかさず継続しているのは凄いです。竹山さんの経営からの学びや普段大事にしていることがこのビーチクリーンにも繋がっていると感じました。
継続は力という言葉の重みを感じました!
さて、空き家買取専科では「あなたの周りの面白い人」を募集します!
この人こそ…という方がいたら、メールやFacebookなどで鈴木へ推薦してくださいね!
問い合わせ内容に「あなたの周りの面白い人」と記載をお願いします。
お待ちしております~。