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2024.06.16
不動産営業と飲食店経営のパラレルで活躍中
こんにちは!子育て広報の三輪です。
今回は、今年2月に空き家買取専科に入社し、営業職として活躍する栗原さんからのメッセージをお届けします。彼女は海外での生活経験があり、現在は、飲食店経営と営業職を同時にこなすパラレルキャリアの持ち主です。今回のnoteを通じて、ぜひ彼女について知っていただけたら嬉しいです。
自己紹介とこれまでの経験
こんにちは、2024年2月19日に入社した栗原舞です。生まれは奈良ですが、海外生活を経て4年前に静岡に移住しました。初めての営業職に興味を持ち、現在は週3日の空き家買取専科の営業として働いています。私のことを知っていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
生い立ちとキャリア
奈良で日本人の父と中国人の母の間に長女として生まれ、高校進学を機に京都へ移住しました。高校と大学を京都で過ごし、新卒で株式会社ZOZOに入社。2013年から2017年まで勤務し、貴重な経験を積みました。
しかし、以前から海外への興味を持っていたこともあり、思い切って退職し、2017年から海外生活をスタートさせました。
海外での経験
私は各国での生活で、「生きている」ことを楽しもうと思っていました。私の夢は世界中に家族や友達と居場所を作ることです。
インドネシアでは大好きな家族ができ、国境や価値観を超えて「家族」になれる人がたくさんいると学びましたし、世界を旅する中で、一緒にご飯を食べる人は全員家族のような存在になると感じました。また、インドネシアのバリ島ではサーフィンを楽しみながら半年間過ごしました。
その後、アメリカとオーストラリアにも長期滞在し、英語圏の生活を経験しました。地元の人々と深く交流してその文化や生活を深く理解できたと思います。私にとって旅行は単なる観光ではなく、生活そのものであり、その土地の人々とつながることが最大の喜びです。
静岡への移住と飲食店開始
静岡移住のきっかけ
静岡に移住した理由は、友人が経営するバーを昼間に使わせてもらえることになったからです。その時、私は海外での経験を活かして日本で新しいことに挑戦したいと考えていました。
次に行く予定の国はオーストラリアやハワイで、アジアに比べて物価が高いので資金を稼ぐ必要がありました。でも、ただ働くだけでなく、自分の成長につながるような仕事をしたかったのです。たとえ次の旅の資金が十分に稼げなかったとしても、貴重な経験になるような、自分で道を切り開けることをしたいと考えていました。
飲食店の開業
友人のバーを間借りして始めたスパイスカレー屋は、予想以上の人気を博しました。「おいしい!」と喜んでくれるお客さんの笑顔を見ることが、私の大きな喜びとなり、”仕事の楽しさ”を本質的に感じていたと思います。
また、みなさんから頂くお金が次の旅の資金になると考えると、来店してくださるお客様や支えてくれる仲間への感謝の気持ちが溢れました。この経験を通じて、仕事の楽しさや食を通じて人とつながることの素晴らしさを深く実感しました。お客様とのコミュニケーションを大切にし、一緒に楽しい時間を過ごすことが私の喜びです。
スパイスカレー店の開業
その後、再び海外に渡り一時帰国した際、コロナの影響で海外に戻ることができなくなりました。そこで、2020年から2022年にかけて静岡市鷹匠で「スパイスカレーうたげ鷹匠店」を開業しました。そして、コロナが収束し再び海外に行けるタイミングでお店を閉めました。人がやらないタイミングで始めたこともあり、多くの方から応援され、話題にも取り上げてもらうことができました。タイミングが良かったのだと思います。
飲食店経営を始めたのは、旅をする中で「衣食住」を極めたいという思いがあったからです。特に「食」を通じて「命」や「人」の本質に触れ、楽しい時間を共有できる場を提供したいと考えていました。そして、2024年4月29日、母の誕生日に大好きな三保エリアで「焼売うたげ三保店」をプレオープンしました。世界を旅してきた私だからこそ作れる、母の味を皆さんにお届けしたいと思っています。
空き家買取専科での業務
不動産業界に飛び込んだきっかけ
もともと、飲食店の経営をしていたため、空き店舗に目が行く癖がついていたり、田舎で一軒家を購入してDIYでお店を作ることも考えていたので、不動産に関わる仕事はとても楽しいです。
空き家買取専科では、不動産の営業として、不動産会社を訪問し、営業先の方々とフラットなコミュニケーションを心掛けています。まだ不動産の知識は十分ではないため、営業先で会話に困ることもありますが、これまでの経歴を活かして話を広げることが多いです。私自身に興味を持ってもらえるのは嬉しいことです。
不動産の世界は私にとって新しい挑戦ですが、この業界に飛び込んだのは、「住」という要素に対する興味からでした。衣食住の中でも住まいに関する知識を深めたいと思い、不動産業界に魅力を感じました。特に、空き家の買取というユニークな視点から住まいの再生に貢献できることに大きなやりがいを感じています。
パラレルキャリアと組織文化
空き家買取専科の組織文化は革新的で、特に「パラレルキャリア」という取り組みが社内に浸透していることに驚かされました。私自身、飲食店経営と不動産営業を並行して行っているため、このパラレルキャリアの概念に非常に共感しています。
自由な働き方を尊重しつつも、それぞれの役割をしっかりと果たすという姿勢が、この会社の大きな魅力だと感じています。
特に印象的だったのは、石川さんとの出会いです。彼は私にとってのキーパーソンであり、毎回様々なお話をしてくださり、私のキャリアに大きな影響を与えています。石川さんの話は、営業としても自分のキャリアにおいても非常に響くもので、学ぶことは本当に多いです。
飲食店経営と不動産業の両立
2つの仕事での出会いとやりがい
飲食店経営と不動産営業の両立は、時間の使い方やスケジュール管理が難しいですが、その分、多くの人と出会う機会が増え、私の夢に共感し協力してくれる仲間も日々増えています。飲食店では、お客様と直接触れ合い、彼らの声を聞くことができます。一方で、不動産営業では、異なるバックグラウンドを持つ多様な人々と出会う機会があり、この交流が私にとって大きな刺激となっています。
静岡での生活
奈良から静岡に移住した理由は、静岡の人々の温かい人柄と土地の魅力が、自分の性格にぴったりだと感じたからです。静岡の人々はとにかく優しく、その優しさに支えられていると実感しています。もともと定住志向が強くない私にとって、移住に対する抵抗は全くなく、静岡にたどり着いたのも一つの通過点のように感じています。
静岡での生活は非常に充実しています。自然環境や地域のコミュニティに触れることで、心身ともにリフレッシュされています。また、静岡の方々の温かさに支えられ、ここでの生活が非常に楽しいものとなっています。
友人からも「舞がこんなに長く住んでいる静岡って本当にいいところなんだね」と言われるほどです。
今後の目標と意気込み
今後の目標は、まず4月下旬にプレオープンした「焼売うたげ」を順調に運営し、地域に根ざした人気店に育てることです。飲食店経営を通じて、お客様に愛と笑顔を届けることが私の大きな使命だと感じています。
また、不動産業界で「住」というものの本質を深く探求し、より良い住まいを提供することで、多くの人々の生活に貢献したいと考えています。
将来的には、日本、バリ島、オーストラリアの3拠点で生活しながら、世界を旅することを夢見ています。特に、オーストラリアでのマーケット出店を計画し、現地の情報を収集しながら準備を進めています。これにより、「うたげ」のコンセプトを世界に広め、多くの人々とつながることが目標です。
また、不動産業界においてもさらなるスキルアップを目指しています。具体的には、宅地建物取引主任者の資格取得を目指して勉強を始める予定です。この資格取得を通じて、より専門的な知識を身につけ、お客様に信頼される営業として成長することを目指しています。
終わりに
私はこの会社での経験を通じて、多くのことを学び、成長していきたいと思っています。これからも皆さんと一緒に楽しい時間を共有し、素敵な出会いを大切にしていきたいです。どうぞよろしくお願いします。
以上、栗原舞でした。私の物語が少しでも皆さんに伝わり、共感していただければ嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。