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2022.10.11

半年間の長期インターン「言ってみよう、やってみよう」の繰り返しでインターン生が学んだこと

こんにちは。空き家買取専科インターン生の木村と志賀です。

5月からインターンをさせていただき、約5か月経った今これまでの振り返りと残りの1か月について二人で話をしました。

 

インターンに応募したきっかけ

木村くんは、そもそもなんでインターンをしようと思ったんだっけ?

大学3年生になるときに、「大学生活、これまで何もやっていないな」と感じるようになったのと、ちょうどバイトもやめるタイミングで、この機会に自分を変えたい!と思ったんだよね。そこで友人からWantedlyを紹介してもらって、インターンを色々探していて、たまたま見つけたのが空き家買取専科だった。自分の中で、これまでと違うことをしてみたいと思って、受かるか分かんないけど、受けてみよう!と行動してみたら、受かることができて、今こうしてインターンさせてもらっている感じかな。志賀くんは?

インターンをそもそも考えていなかったんだけど、

ちょうど去年、空き家問題について論文を書いていたのもあって、もう少し理解を深めたいと思っていたんだよね。深めるのであれば、長期的に携わりたいと思いインターンを探し始めたんだ。「空き家 長期 インターン」というワードで、全国各地のたくさんのWEBサイトを検索に検索をかけて、ついにヒットしたのが、空き家買取専科の募集だったんだよね。これは運命だ!と思ったよ()

でも、埼玉在住だったから「静岡は流石に遠いな~でも海あるのいいな~」と正直、迷いもあった。そこで、その時インターンをしてた川合さんと話をさせてもらって、一度静岡に行ってみることにしたんだよね。

その時は、空き家買取専科のマルシェを開催していたんだけど、皆さん気さくに話してくれて、すごく居心地のいい雰囲気だと感じたのが一番の印象。

木村くんと会ったのもその時だよね!

そうだね。僕も空き家買取専科に初めて行ったのは、3月のマルシェだったね。スタッフの方が温かく迎えてくれて、ぼくも居心地の良い空間だなと思って、ここでインターンさせてもらえたらいいな~と思ったね。

マルシェの前も、石川さんや三輪さんとオンラインで面談していたんだけど、その時はちょっと緊張してて怖かったから()実際、事務所に行ってみたら和やかで話しやすいな、と最初から思ったんだよね。

面談の時「僕はこれまでクラブでバイトしてて、自分を変えたい、成長したい、と思って応募しました」って話したら、次の志賀君が「自分は空き家の研究をしていてて、さらに研究を深めたいと思い応募しました」と発言してたから、これは自分落ちたな・・って思ったね。

僕も「え、クラブ!?」って思ったよ()

二人一緒に受かってよかったよね。僕たち最初、どう思われてたのか気になるよね。

初めにインターンの面接に来た時は、自分の言葉を紡ぎ出すのも精一杯というような印象を受けたのを覚えています。 でも、成長したい!と言う真っ直ぐな想いは伝わってきました。 タイプの違う二人でしたが、だからこそ力を合わせてくれる予感がしていました。

インターンで取り組んだこと

インターンの最初は、僕たちのやることが決まってなくて、「採用と広報どっちがいい?」と聞かれて、びっくりしたよね。ちょっと不安もあったけど、プラスに考えて、採用も広報もできるんだ!と思って、営業に連れて行ってもらったり、広報の仕事も学ばせてもらったり、最初から様々な業務を体験させてもらったから、会社への理解ができたと今は思うな。

僕は埼玉在住だから、静岡に引っ越す必要があって、両親のサポートと理解があって良かったなと本当に感謝してる。自分が、あまり考えずに行動しちゃうタイプだからかなり心配かけていたんだろうね。去年も、千葉の方に空き家の研究をしたくて、とりあえず出かけて行った先でしばらくココにいるわ。とか言って1週間帰らなかったこともあって、心配されてたな。

今回は、きちんと説明して理解してもらってサポートしてもらったから、ありがたいと思ってるよ。

木村くん、志賀くん、お疲れさま。私にもインターンの話聞かせて!

これまでインターンってどんなことをしてきたんだっけ?

最初は、採用活動や広報業務をやっていく目的のインターン生だったと伺っていたんですが、ちょうど音羽町の空き家を黒田さんが手に入れられたということで、実際にその空き家の活用をしていくという体験をさせてもらっています。空き家の活用の目的として、地域の方・周りの方が集まってくるような場所(=場のメディア化)にしたいという目標を最初に立てて活動を始めました。

具体的には、82日(空き家ゼロにの日)に一般の方を募ってDIYイベントをしたり、TikTok用に音羽町物件の紹介動画を作って発信したり、ということをしてきました。

スタッフについては実際どんな印象を受けますか?黒田さんに一番お世話になっているかな?

そうですね、黒田さんは初めてお会いした頃から「今週末出てこれる?」とかの無茶ぶりなことが多くて驚いたんですが()、徐々にお話しさせていただく中で、自分たちのことをとてもよく見てくれていると感じることが多いです。例えば、僕たちが企画の計画表を立てた時にも「そんなに予定を詰めすぎない方がいい」など的確なアドバイスをくださり、教えていただくことにいつも学びがあるので、非常に勉強になります。

三輪さんは・・・・

いいよ好きに言って!

三輪さんも・・・意外と無茶ぶりが多いなという印象です‥()

前にあったのが、プレス書いてみるか!と言われてその〆切期間が短かったりとか・・・。

でもその分、書き方を学ぶことができたので、学びも多かったです!

三輪さんが明るいキャラクターなので、周りを巻き込んだり、協力してもらったりするのが、非常に上手だと感じるので、そういうことって大事だなと思い、自分もそうなれたらなと思っています。

個性の強い方が多い会社である分、いろんな意見があるとは思うのですが、一人一人の意見を尊重しているなと感じることが多いと思います。違うと思う意見でも否定するのではなく、それを一つの意見として、「じゃあそれをどうしていこっか」と解決策を考えていけるという雰囲気がいいなと、普段のやり取りから感じます。

いってみよう、やってみよう。だよね。

クレドを実践しているね!

はい。以前、杉山さんが全体朝礼の際に「1つのカメラだとみんなの顔が見れないから、それぞれ自分のパソコンでやってみよう」、と言ったことがあったんです。そこに石川さんが、「いいね、やってみよう」と言ったんです。これが、言ってみよう、やってみようだ!って思いました。

ちょっとしたことでも言ってみれば取り入れてくれる、気になったことは言いやすい環境であるなと思い、これからの就職活動においても働く環境は大事にしていきたいと思いました。

インターンが二人一緒でどう?

DIYは、ほんとに一人じゃ絶対無理だったと思います。一人じゃ思いつかないことも多いし、新しいアイデアも生まれるし、何より一人だったら心が折れていたと思います。

それから、志賀くんには自分に足りない部分があるので、いつも刺激をもらっています。

ほんと一人じゃ無理だった。ちょっとしたことですが、フローリングを貼るにも、一人が支えで一人が貼る、そんな作業があるので、精神的な面だけでなく、実務的な面でも二人で助かったと日々感じます。

たとえば計画表を作っていくのに、二人で相談しながら作ることも多いんですが、木村くんとはずっと一緒にいるので、お互いのことも分かっているし、話がスムーズなので、木村くんと一緒で良かったと思います。

あとは、一人で静岡に引っ越してきているので、同年代の子が同じ環境にいるのは、心強いです。

インターンをして成長したこと

インターン期間で成長したと感じることはある??

成長したい!という思いで、インターンに参加したので、何を成長できたのかきちんと言語化したいと思っているのですが、まだまとまっていません・・・。

例えば、朝礼などの人前で話すのに緊張しなくなってきたり、プレスや資料を作成もスムーズになってきたり、という点では成長したと感じますね。

心理的な面では、これまで「一人でやればいい」と思うことが多かったのですが、インターン中に色々な方とお話しをする中で、「分からないことは聞いてもいいんだ、助けてもらってもいいんだ」と知ってそれを体感できたのは、自分の中で大きな変化だと思います。

それから、人との縁もすごく感じます。DIYイベントの際にも道具を色々な方に借りたり、アドバイスをもらったりと、関わってくださる方の支えで成り立っていることが多いと学びました。

成長できてるね。

ぼくは3つあります。

1つ目は、インターン当初から目標にしてた「言語化」という点です。元々人前で話すこと自体は緊張しないのですが、発言する言葉に重みがないと感じていて、そこを変えたいと思っていました。インターンを通じて多くの方に出会い、出会った方それぞれから多くの事を学び吸収できたので、ひとつ発言するにもきちんと自分の中に落とし込んでから話せるようになり、言葉に重みが出てきなと自分では感じますね。

2つ目は「逆算して動けるようになった」と思います。元々は、「これやりたい!やってみよう」と勢いで行動するタイプだったので、逆算というのは全くできなかったんですが、インターン中は、ゴールを決めてプロセスを決めて、計画を立てるという流れを繰り返していたので、逆算した計画と「やりたい」の意味付けができるようになったと思います。

3つ目は石川さんのプレゼンの中で印象深かった「縁」という言葉です。

ここでのインターンに参加できているのも、両親のサポートや、受け入れてくれた空き家買取専科のみなさんが迎え入れてくれたおかげです。やりたい!と発言することで、周りがついてきてくれたり、周りが支えてくれたりと、人とのつながりは大事だと感じますね。今後も自分の周りの人や関わってくれる人を大切にしていきたいと思います。

インターン残り1ヶ月

残りのインターンでやり切りたいことも教えてもらえる?

この物件については1階のDIYを完成させることを目標にしています。

それから、僕たちのインターンの集大成として最後にイベントも計画中です。インターン期間中やDIYの作業中も、周りの方や地域の方に大変お世話になったので、関わってくださった方へのお礼とともに、この物件が将来“地域の人が集まる場”となる最初のイベントにできたらなという思いで、企画中です。

自分たちで何かを残していきたいと思っています。形に残るものとしては、DIYしたこの物件ですね。形に残らないものとしては、地域とのつながりです。木村くんも言っていたのですが、自分たちがいなくなったあとも、この場所が“地域の人が集まる場”であり続けていて欲しいです。自分たちが空き家を人が集まる場にするためにつくり始めたので、将来そうなったら非常にうれしいです。だから、その道の始まりを作れるように、残りの期間準備して、イベントを開催したい思います。

ここでの経験をこれからの人生にどう生かしていきたいか、考えていることはある?

「言ってみよう、やってみよう」は自分にとって一番大きいと思います。やってみたいことはどんどん挑戦するというスタイルは、続けたいですね。そこに今回のインターンで学んだ「何のためにやるのか?」と目標設定をして逆算して行動するということも自分の軸にして、これからも色んなことにチャレンジしていきたいと思います。

実は言いにくいんですが、最初はボランティアとか地域との交流を開催する意味って何だろうって思ってたんです。ですが、いろんなイベントに携わる機会があって、その場でつながった人と、想定していなかったアイデアが生まれることがあるんですね。それってすごいなと思います。偶然の人との出会いで生まれることが多いと気付けたからこそ、「人とのつながり」って大事だなと非常に感じるので、今後の就職活動や日常でも、人を大事にしようと思います。そういう自分の中の軸が見えてきたのも成長ですね。

クレドについて

最後に好きなクレドや経営方針を教えてください。

どれもいい言葉なので悩むのですが・・・僕はビジョンである「人財×人財で成長する」という言葉ですかね。例えば、何かアイデアや意見を持った人同士が出会い、絡み合うことで新しい意見が生まれたり、そこからアイデアが増えたりと、11の関係でもきちんと向き合うことで、お互いが違った視点で考えられると思います。ただ足すのではなく、人と人が掛け合うことで、人は成長し続けられると僕思うので、この言葉が好きです。

僕が心に残っているのは「カイゼンカイゼンまたカイゼン」と「言ってみようやってみよう」の2つですね。クレドにも書いてあるんですが、「小さなアイディアを大切に」という言葉を意識しているからこそ、少しでもよくなるならやってみようというスタイルが好きです。常に試行錯誤していくから最初から完璧なものを作る必要はない、まずはやってみよう!と思えるようになったのも、このクレドがあったからだと思います。

2人の中にクレドやビジョンが生きた言葉となり実践してくれていて嬉しいです。インターン も残り1ヶ月最後までやり切りましょう。DIYイベントも楽しみにしています。

六ヶ月間のインターンで二人は大きく成長してくれたと感じています。企画を構想しまとめていくこと。人前に出て自分の考えを喋ること。実行し振り返ること。ビジネスマンの基本動作を学んだ六ヶ月だったのではないかと思います。いろんな場所で虚勢を張るわけではなく、それでいて堂々と立ち振る舞う二人に頼もしさを感じます。

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